告白

すいません。今回もオナ禁は関係ないです。

自分の数少ない恋愛経験について書きます。

モテない系男子

正直言って、私はモテる人間ではありません。キャバクラなどのお店は勿論、合コンなどにも参加したことがありません。彼女もずっといませんでした。強いて言えば昔「○○さん、アルケミストくんのこと好きだったらしいよ」と心当たりのないことを言われたことがあるくらいです。高校３年間ずっと好きだった方には、告白してきっぱり振られました。恥を忍んで言えば、未だ童貞でございます。

一度お付き合いした方はいます。異国の地にいる外国人同士で、電車の中での偶然の出会いでした。特別なアプローチをしたわけではなく、彼女にデートに誘われて、その場の流れで仲良くなったというのが真相です。

その日以来私たちは、デートを重ねました。恋人たちが行くであろう、レストラン、映画館、山、フェリー、テーマ・パークなどは一通り回りました。私も女性と一緒にお話できる経験はとても貴重で、それなりに楽しいと感じていました。

しかし、デートをすればするほど、私自身「彼女とは上手くいかないだろうなぁ」と思うことが増えていきました。環境の違い、何よりも価値観・考え方の違いを強く感じるようになったのです。結婚したら１００％離婚することが目に見えていました。

元々どちらかが自分の国へ帰国するまでの限定で、付き合いだした私たちです。あまりに遠距離ではうまく行かないと思っていたからです。ですから、どんな状況になっても、仮に抱きしめることはあっても、肉体関係だけは結びませんでした。

彼女は帰国する直前、「結婚する前に同棲したいな。ご両親にも会いたいし」と言ってきました。私は「ひどいことをしたな」と思いました。彼女には感謝していますし、嫌いになったことも一度もありません。ですが「同棲→結婚」という覚悟がない以上、これ以上だらだら続けてはいけないことをハッキリ認識しました。それ以来彼女から連絡は来るものの、二人の関係は徐々に自然消滅していきました。

仲のいい友達からは「早く彼女を作ったほうがいいよ」とよく言われます。特に、親友級の友達からは「結婚っていいよ」と強く勧められます。真剣に私のことを考えてくれた言葉ですし、私もできることなら結婚したいです。その前に少しでも草食系を治した方がいいのでしょうが。ふと、こんな言葉を思い出しました。

『ともかく結婚せよ。君が良い妻を持てば、幸福になれるだろう。悪い妻だったら、哲学者になれるだろう』by ソクラテス。

哲学者になるつもりはありませんが（苦笑）、いい出会いを待つ消極的な態度ではなく、作っていけるようになれれば嬉しいです。一度だけでいいので。