やる、ただただやる
完全エロ禁3日目・オナ禁2日目
禁欲とは不思議なものだと思う。一見「何もやらないこと」が目標のように見えるからだ。しかし実際に続けてみると、「代わりに何かをやること」が本質という気がしてくる。
禁欲によって消費しきれなくなった欲求、時間、体力には捌け口が必要だ。それが見つからなければ、また性欲のほうに自ずと心が向いていく。そう実感している。
よくお勧めされる性欲の代わりになるものは、いくつかある。それらを無理矢理、二系統に分類してみた。
(1)受動系 (音楽・瞑想など)
(2)能動系 (筋トレ・ジョギング・仕事など)
中にはこの中間に分類されるもの、能動・受動の両方を満たすものも多数あるだろう。あくまでも、話を分かりやすくするための設定とご理解頂ければ幸いだ。
受動系のメリットは、実行に移す際のハードルが低いことだ。瞑想は体を動かす必要がないし、音楽もリモコン一つで自然に流れてくる。確実に気持ちを紛らわせることが出来る。
能動系は、実行に移す際に「意を決する」必要があるが、一度ハードルを乗り越えればより効果的に性欲の穴を埋めてくれる。より大きな達成感を与えてくれる。
気持ちが乗らない場合、体力が落ちている場合は受動系から始めて、能動系に移っていくのがいいと思う。どれをチョイスするかは、個人のお好み次第だろう。
禁止することを自らに課すというのは継続が難しい。やりたいという気持ちが断続的にこみ上げてくるのであれば尚更だ。結局私は「禁欲ではなく、別のことに注力しているだけ」と認識を改めることにした。やらないことを意識するよりも、やることを意識したほうが、気持ちが楽だから。
やる、ただただやる。やりたいこと続けてやる。達成感を与えてくれるものを見つけていく。結果的に禁欲継続に繋がるのであれば、それが一番いいと思うから。