オナ禁・エロ禁日誌

Live each day as if it was my last.

笑ゥせぇよくまん

よく小さい頃のことを思い出す。当時の自分に会えたら、どんな会話をするんだろうか。

 

「僕は大きくなったら世界で活躍する科学者になるんだ」

「うんうん。きっと努力すれば叶うと思うよ」

「それから毎晩野球をして、サッカーをして」

「そうだね。あまり時間を取れなくなるかもしれないけど、やっぱりいいよね」

「それから○○ちゃんと、結婚して」

「うっ……う。そうだよね」

「おじさん、なんで泣いてるの?」

「いや、つい懐かしくてね。」

「そっかぁ。ところでおじさん。このブログのタイトルにあるオナ禁って何?」

「!@#$?」

 

罪悪感

高校3年生のとき、隠し持っていたエッチな本が母に見つかった。隠していたというよりも、ベッドの上にそのまま置きっ放しにしていたので、よっぽど気が抜けていたのだろう。その晩部活から帰ると、母が「ちょっと話があるんだけど」と有無を言わせない調子で話しかけてきた。まっすぐとこちらを見て、どもった口調で絶対に信じたくないといった様子だった。あんな悲しい顔をした母に怒られたのは、初めてだったかもしれない。

1年間我慢したが、ふとしたきっかけで、またいかがわしい本を買ってしまった。ずっと後ろめたさを持っていたのに、独立してから罪悪感がだんだんと消えて、終には何冊も溜め込むようになってしまった。今のインターネット社会では、さらに刺激的なものが簡単に手に入る。結局誘惑に負けてしまい、ファイル数も徐々に増えていってしまった。

 

誘惑は「心の隙間、お埋めします」と弱った心にやってくる。代表的な誘惑の言葉と、悪魔の真意を併記してみる。

「ちょっとだけ」=「あとちょっとで、コイツも堕ちるな。へへへ」

「一度くらい」=「一度? 止められるわけないじゃん」

「今だけ」=「ずっと」

そして、取り返しのつかなくなったときに、満を持して「どーん」と奈落の底に突き落としにくるのである。

 

 

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